知っておくと聞く姿勢を強化できる傾聴力のレベル6段階

「今の傾聴のレベルはどのくらいか?」
という判断基準に役立つかな?
ということで、今回は傾聴力のレベル6段階に関するお話です。

普段の傾聴力のレベルの確認だけでなく、
「この人だと傾聴のレベルは高いけど、あの人だとレベルは低いな」
と思うと、信頼関係に関する視点として考えることができます。

また、
「元気な時は傾聴のレベルは高いけど、疲れている時のレベルは低いな」
と考えることで、エネルギーでの視点で考えることもできます。

そうやって、傾聴できているできていないというのを
色んな視点で見ることもできるので、
傾聴力のレベルの6段階に人や状況といった情報も加えて、
考えてみてはいかがでしょうか?

傾聴力のレベル6段階

傾聴力のレベルには以下の6段階があると考えています。

  • レベル1:聴こうとしない
  • レベル2:聴いているフリをする
  • レベル3:興味・関心があることだけ聴く
  • レベル4:(自分のために)注意深く集中して聴く
  • レベル5:(相手のために)注意深く集中して聴く
  • レベル6:相手を理解しようと五感を使って相手の聴き、感じ取る

自分本位と相手本位の聴き方

自分本位なレベル1~レベル4

レベル1~レベル4は自分本位な聴き方と言えます。

自分本位なため、
自分に都合の良いように話を聴くことになります。

レベル1:聴こうとしない

そもそも話を聴こうともしないのがレベル1。

相手が嫌いとか、
自分の得にならない話は
そもそも話を聴くまでもなくシャットアウトしてしまう状態です。

「さすがに話くらいは聴きますよ!」
って思われるかもしれませんが、
意外と状況によっては話を聴こうともしないことがあったりします。

「あの人の話は聴く気になれないな」
「疲れが出てきたら聴く気になれないな」
「忙しい時は聴く気になれないな」
など。

聴く気になれない時があるとしたら、どんな人やどんな状況だろう?
と考えてみると、意外とちょこちょこと出てくるかもしれません。

そうやって棚卸ししてみると、
改善すべきもの、もしくは「本当に聴く必要がないこと」が明確に見えてくるから、
傾聴力の質も上がるし、無駄にエネルギーを使う必要もなくなりますね。

レベル2:聴いているフリをする

聴いているフリをする。

「この話を聞いても無駄だなぁ~」とか、
「もう好きにしたらいいのに…」と思いながら聞いていたりとか、
「帰ったら何しようかな」と別のことを考えて上の空とか。

相手に話してはもらっているものの、
相手の話を聞かず聞き流している状態ですね。

話半分に聞いている状態と言っても良いでしょう。

この状態になると、
「話が面白くない」
と思って、もしかしたらレベル1の「聴こうとしない」状態になってしまうかもしれません。

悩みごとがあったり、
エネルギーがなく、疲れ切っている状態は
相手の話を聞こうと思っていても、
上の空になってしまうこともあるので、
注意しておきたいことです。

もし、
「疲れている時は相手の話を上の空で聞いちゃうな」
と思ったら、その日は話を聴くのを断り、
別の日にセッティングしてもらうのもありですね。

レベル3:興味・関心があることだけ聴く

興味・関心がある話って面白いですよね?

逆に興味がない話って
聴いてもよくわからなかったりして
面白くなかったりしますよね?

そのため、興味・関心がないことには
話を聴かないなんてことをついついしてしまうものです。

ですが、興味・関心のあるところだけ話を聴くようでは、
本当に大事な話はしてもらえない可能性があります。

「この話をしても聴いてもらえないかもな…」
なんて思われてしまう可能性がありますから。

興味・関心があることだけ聴くという姿勢は、
自分本意な聴き方ですから。

また、自分にとって価値のある情報しか聴かず、
興味・関心のない話は話半分で聴くレベル2や
そもそも聴こうとしないレベル1になってしまいがちなので、
注意が必要です。

レベル4:(自分のために)注意深く集中して聴く

自分のために傾聴”スキル”を使う人もいます。

代表的なのは詐欺師でしょうか。

きちんと話を聴きます。

ですが、それは
相手から欲しい情報をもらって
お金を騙し取るためです。

傾聴をスキルとして使っているため、
相手のことなんて一切考えません。

完全に自分本位な聴き方です。

とはいえ、カウンセラーとか営業の方は
自分のため、仕事のために傾聴スキルを使わざるを得ない場合があります。

相手のことを考えている余裕がなく、
仕事としてこなしてしまう状態ですね。

そういう場合はまずは傾聴スキルとしてでも良いので、
伸ばしていった方が良いのではないか?と思っています。

相手本位なレベル5~レベル6

これまでは自分本位の聴き方でしたが、
ここからは相手本位のものとなります。

レベル5:(相手のために)注意深く集中して聴く

レベル4との違いは
自分本位ではなく、相手本位というだけ。

ですが、これが大きな違いです。

ただし、相手本位だからといって
自分を犠牲にするものではありません。

自分を含め、
相手にも気持ち良く話してもらい、
お互いに良い時間だったと思えるようにするための聴き方です。

相手に気持ち良い時間を過ごしてもらうためには
話を促したり、受け答えして、
相手に合った会話の流れを作ると良いでしょう。

注意深く集中して聴いて、相手を知る
ことで、その流れを作りやすくなります。

レベル6:相手を理解しようと五感を使って相手を感じ取る

レベル6はレベル5のように
「相手を知る」
だけでなく、
「相手を理解する」
レベルの話です。

相手の言葉だけではなく、
相手の背景や意図するもの、気持ちなど、
相手を理解しようとすることです。

そのためには、その場の空気感や
相手の微表情、声のトーンなど
言葉だけでなく、様々なことに目を向ける必要があります。

五感を全て使い、
相手を理解しようとするのがレベル6で、
このレベルに達すると話す側は
「私以上に私を理解してくれている…」
と感動してくれるかもしれません。

傾聴力のレベルを上げることで話し手が感動してくれる。

それってとても嬉しいことですよね。

みんながこのレベルになると、世の中はもっと良くなるんだろうなぁと思います。

まとめ

以上、「傾聴力のレベル6段階」でした。

レベル1
聴こうとしない
レベル2
聴いているふりをする
レベル3
興味・関心があることだけ聴く
レベル4
(表面上の情報を知るために)注意深く集中して聴く
レベル5
(相手のために)注意深く集中して聴く
 
レベル6
相手を理解しようと五感を使って相手を感じ取る

レベル5、レベル6のように
「相手本位で話を聴こう!」
と思っても、悩みがあったり疲れているとレベル1やレベル2になってしまったり、
レベル3のように興味がない話は聴くことができなかったり。

その時の状況だったり人で
レベルのアップダウンが起こったりします。

なので、
「私は人や状況で自分の傾聴レベルはどのように変わるだろうか?」
ということを自分に問いかけることで、
傾聴レベルのダウンを未然に防ぐことができます。

「今日はうまく話を聴けなそうなので別の日でいいですか?」
ということもできますからね。

今回の傾聴レベルに関する話は
そういう指標として使ってもらえたらと思います。

それでは、ありがとうございました!

ひなた(@hinata_tweet

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