「相手を誤解してしまうのも、相手に誤解されてしまうのも当たり前」という考え方のメリット

相手の話を誤解してしまうのは当たり前。

そして、自分の話を誤解されてしまうのも当たり前。

こんな考え方を持っていると、
真摯になって伝えたり、聴きやすくなります。

伝わらない原因

以前に伝わらない原因として、
こんな記事を書きました。

「価値観の優先順位」の違いは
お互いの”思考のギャップ”と言えます。

「目玉焼きには何をかけるか問題」
「きのこの山とたけのこの里問題」
「持ち家か賃貸か問題」

はよく話題に出てきますが、
これらは人によって価値観が異なるために起こります。

そのため、

Aさん「目玉焼きには醤油だよね!」
Bさん「いや、何言ってるの?目玉焼きにはソースでしょ?」
Aさん「いやいや、日本人なら目玉焼きに醤油でしょ?」
Bさん「日本人とか関係ないでしょ?間違いなくソースが一番おいしいから!」

みたいに、買い言葉に売り言葉となって
お互いに言い合いが始まってしまい、
「目玉焼きには何をかけるか問題」
が勃発してしまいます。
(ちなみに僕は醤油派です)

異なったお互いの主張

お互いの主張が異なるので、
「相手に否定された…」
「絶対にこちらが正しい!」
なんて思ってしまって、
つい感情的になって自分の主張を押し通そうとします。

ですが、
お互いに優先している価値観が異なるので
どちらも一歩も引きません。

そして、だんだん熱くなってくると、
感情に支配されて、相手の言葉に利く耳を持たなくなってしまいます。

このような経験は
誰もが一度は経験あるんじゃないかな?って思うんですよね。

価値観の違いであったり、
状況によって異なったりするので
どちらが正しいかは一概に言えないはずなのですが。

お互いの言葉の意味を考えてみよう

ここで
AさんとBさんのお互いの言葉を見ていきます。

Aさんの主張

例えば、
Aさん「目玉焼きには醤油だよね!」
という言葉は何気なく言った言葉だとします。

ですが、
Bさん「いや、何言ってるの?目玉焼きにはソースでしょ?」
と自分の意見とは違う言葉を言われ
それを喧嘩腰に感じてしまい、

「いやいや、日本人なら目玉焼きに醤油でしょ?」
なんて言葉がつい出てしまったため、
お互いに熱くなってしまった、なんて流れだったかもしれません。

つまり、何気なく言ったはずなのに、
Bさんに誤解されて受け取られてしまった、
というのがAさんの主張になります。

Bさんの主張

Bさんとしては、Aさんが
「目玉焼きには醤油だよね!」
と言ったから、

「いや、何言ってるの?目玉焼きにはソースでしょ?」
とちょっとじゃれる感じで冗談っぽく言ったとします。

ですが、Aさんは、
「いやいや、日本人なら目玉焼きに醤油でしょ?」
と少し感情的になっているのを感じとったBさん。

そこでBさんも熱くなってしまい、
「日本人とか関係ないでしょ?間違いなくソースが一番おいしいから!」
なんて言い返してしまった結果、
その場の空気がものすごく悪いことなってしまった…と。

原因は「誤解」したこと

こうやって流れだけみると、
お互いに「誤解」から始まって
熱くなってしまったことになります。

この例が極端か?と言われると、
そうでもないと思うんですよね。

どちらも最初は喧嘩腰になるつもりはないのに、
言葉選び、もしくは言葉の受け取り方に誤解が生じて
お互いに熱くなってしまった。

そのようなことは誰もが経験しているくらいよくある出来事です。

このよくある出来事は「誤解」から始まっています。

「誤解」さえ起きなければ、
お互いに熱くなることもなかったでしょう。

ですが、誤解をさせないように伝えること、
誤解をさせないように受け取ることというのは
なかなか難しいことです。

では、どうしたら良いのでしょうか?

それが、
相手と価値観が異なるため、誤解するのもされるのも当たり前
という考え方を持っておくことです。

誤解するのもされるのも当たり前

「相手と価値観が異なるため、誤解するのもされるのも当たり前」
という考え方の何が良いかというと、
刺激と反応の間に思考が入るんですよね。

先ほどの例だと
Aさん「目玉焼きには醤油だよね!」
という言葉の後の
Bさん「いや、何言ってるの?目玉焼きにはソースでしょ?」
という言葉の刺激によって、Aさんは感情が揺さぶられ
熱くなってしまったという反応が起きています。

これに対し、
「相手と価値観が異なるため、誤解するのもされるのも当たり前」
という考え方を持っておくと、

「咄嗟に攻撃的に受け取ってしまったけど、冗談で言っているのかな?」
「そもそも目玉焼きの食べ方なんて人それぞれなんだから、熱くなる必要もないな」
「逆にソースで食べたこともないし、ソースで食べてみようかな」

なんてすぐに反応せず、
相手がどういう意図でその言葉を使ったのかを考え始めます。

そうやって考えることで、

「目玉焼きにソースか!今度ソースで食べてみるよ!
でも、ソースと言っても色んなソースがあるよね?
目玉焼きには何ソースが一番合う?」

なんて、ソースで食べてみることに興味を持つだけでなく、
Bさんがどのように食べるのが一番おいしいと思っているのか?
というところにも興味を持つことができます。

このように価値観が異なるにも関わらず興味を持ってもらい、
さらに深堀りしてもらえることって嬉しいですよね?

こうやって会話のやり取りをしていくことで、
信頼関係はどんどん深くなっていきます。

仮に信頼残高がマイナスで、
全く信頼されていなかったとしても、
このように相手に興味を持って話すことで、
信頼残高をプラスにしていける可能性があります。

自分の価値観とは違う価値観に興味を持つために

自分の価値観とは違う価値観に興味を持つためには、
まずはその価値観を受け入れること。

そして、
価値観を受け入れるためには
まずは一旦冷静になること。

違う価値観に触れると、
自分とは異なるがために否定してしまいたくなりますが、

「違う価値観だからといって攻撃されているわけではない」
「何が正しい価値観かは人それぞれ」
「相手の価値観を否定してしまうのであれば、相手の価値観を誤解しているのかもしれない」

と考えることで、
一旦冷静になって物事を考えられるようになるはずです。

感情的になることを抑えることさえできれば、
「そういう価値観もあるよね」
と受け入れやすくなります。

また、冷静になることで
「この人はなぜそういうふうに考えているのか?」
と相手の思考や背景を考えたりするので、
価値観を受け入れやすくなります。

だから、

「相手とは価値観が異なるため、誤解してしまうのもされるのも当たり前。
だから、相手のことを誤解しているのかもしれないし、逆に自分が誤解されているのしれない。
まずは一旦落ち着こう」

と考えることで、一旦冷静になり、相手の価値観を受け入れ、
相手の価値観に興味を持ちやすくなるのです。

まとめ

以上、
「相手を誤解してしまうのも、誤解されてしまうのも当たり前」
という考え方に関するお話でした。

  • 誤解するのもされるのも当たり前
  • 刺激と反応の間に思考を入れ込んで一旦冷静になろう
  • 冷静になったら、相手の言葉の意図や価値観、背景について考えよう

自分の言葉を誤解されていると感じた場合は、
自分の誤解を解くために
「この言葉は相手にきちんと伝わっているのだろうか?」
と考えたいものですね。

人は全ての物事を自分のフィルターを通して考えてしまいがちなので、
無意識のままだとなかなか相手の考えや価値観のことまで考えが回りません。

ですが、会話というのは相手と一緒に作り上げていくものなので、
誤解をなくすためにも意識的に相手の考えや価値観のことまで考えられるようになりたいものですね。

以上、ひなた(@hinata_tweet)でした!

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